@CSW forum

MMPの Operations Special Issue #2に ASL SK用の Errataカウンターが数個ついているそうです。このカウンターそのものには興味あり。何のカウンターでどんな訂正が入っているのだろう?


本題はカウンターの素材です。この Ops. Sp. #2に付属しているカウンターシート、素材が "white core"と呼ばれる白い素材でできています。新しい MMPゲームのカウンターはすべてこれでできているはずです。見た目、耐久性などから考えると昔の "grey core"よりもよい素材だと思います。


既存の ASLSKのカウンターは、今までの ASLカウンターと同様に "grey core"を使っています。今回の Errataカウンターは white coreを使用しているので whiteと grey coreのカウンターが ASLSKゲームで混在することになります。


ASLSKの場合はこれで特に問題にはなりません。なぜなら隠蔽ルールがないからです。さらに LOS外の相手スタックの中身を見ることを「ルール違反」とする規定もありません*1


しかし、スタンダードの場合は話は別です。特定のカウンターが white coreであると、相手はスタックの中身を見ることができなくても、それが何であるか知ることができるからです。「ダミースタックか否か」「MG持ちがどこか」など。


そういった理由から MMPは ASL商品は、昔からの grey coreを使ったカウンターシートを使用しているわけです。この MMPの態度に対して、前々から white coreに好感を持っていた Pitmanこと Mark Pitcavateが white core支持の意見を強く表明したことで forumが一気に"中"盛り上がり*2


私個人としては、綺麗な white core支持かな。手持ちのカウンターとの compatibilityがなくなりますが。単体のコアモジュールとしては問題ないのですが*3、別のモジュール、たとえば HASL付属のカウンターと一緒に使えなくなるのが痛いですね。後はサードパーティーのカウンターとの compatibilityにも同様の問題が発生します。


そう考えるとやっぱり grey coreで通さないと駄目か。MMPが過去の全てのカウンターシートを white coreを使ってばら売り再販してくれたら問題は解決しますが、これは現実味がないお願いでしょう。在庫管理、注文への対応等が複雑になりすぎて人件費が余計にかかるような気もします。white coreカウンターへの乗り換えを新たなビジネスチャンスにするのはあこぎ過ぎかな?とりあえず、現在の MMPのスタンスとしては「ASLは grey coreで」というものなので、期待も心配も意味は無さそうです。


昔、SK3のカウンターシートを印刷所の手違いで white coreで刷られてしまったってことがありましたね。あのカウンターシートは焼却されてしまったのだろうか?あの時 Pitmanは 1部 whire core製の ASLSK#3カウンター MMPと交渉して手に入れていたはづです。

*1:厳密には、それを違反とするかしないかはゲーム開始前に双方で同意しておいた方がいいのでしょう

*2:以前にもこの話題が出たことがあったようですが

*3:例えば独軍カウンター全てが grey coreで米軍カウンター全てが white coreであっても支障はない