ルドルフとイッパイアッテナ

昨日、一気に読み終えました。いいですねえ。続編の 2作も読みたくなりました。今は子供に読み聞かせています。ちょうどこれからクライマックスに突入するところです。バスツアーのポスターが張り出されたところです。ついでに白狐のお話の方の 1巻も図書館に予約してみました。西遊記の方は私は 7巻まで読了。子供への読み聞かせは 6巻の途中で、これから紅孩児(こうがいじ)の話が始まるところです。8巻は千葉市の図書館にはまだ入っていませんでした。あと、上記の作品群の作家である斉藤洋著の「児童作家はいかが」も借りて読んでみました。


ちなみに「ルドルフとイッパイアッテナ」とは何かを説明しておきましょう。児童向けのお話です。斉藤洋による作品で、彼の最初の作品です。この作品で彼は、第 27回講談社児童文学新人賞を取っています。初版は 1987年。


ちびクロネコのルドルフは、ひょんな事から自分の飼い主の手からはるか遠くの地に運ばれてしまいます。そこで出会った巨大なトラ猫イッパイアッテナ*1との日々。果たして、ルドルフは彼の故郷に帰る事ができるのか? イッパイアッテナは文字の読み書きが出来るネコで、ルドルフは彼から読み書きを習います。この話自体が、「ルドルフによる自伝」という形を取っています*2。私は 2と 3巻目をまだ読んでいないので分かりませんが、話は 3巻以降もまだ続くのかな?なんか面白いアイデアが出てビビッときたら続編があるのかな?


これ読んでるとクリームシチューが食べたくなるね。息子も普段はクリームシチューは好物では無いのですが、なんか食べたくなってきたみたい。

*1:トラ猫の名前をルドルフが聞いたときに「俺の名前はいっぱいあってな」と答えられ、それをルドルフがトラ猫の名前と勘違いしたのがきっかけ

*2:作者あとがきの部分