Ginobiliの髪と Pistonsのロゴついての考察

Spursの 「Ginobiliが Flopperか」というタイトルの記事がここに。記事を見るには登録が必要です。San Antonio Express Newsなので当然 Spurs贔屓の記事ですが。

Flopperってのはたいした接触がないにもかかわらず大げさに倒れてファウルをもらおうとするプレイヤーのことです。有名どころでは V. Divacがいますね。オフェンシブファウルをとるのがうまい Ginobiliについて、プレイオフに入ってからそれぞれのチームのコーチ、またはプレイヤーが「Ginobiliはやられたふりがうまい」と文句をいっています。サッカーの盛んなヨーロッパや南米のプレイヤーはサッカーでよく使われる引っ掛けられたふりや倒されたふりをバスケットにも応用する傾向があるのでは、などと分析されとります。

ま、全てが Flopではないでしょう。ただ場合によっては大げさにこけることもある、ぐらいかな。D'Antoniは Ginobiliのファウルをもらうスキルはトップレベルだろうといってます。Ginobiliが 1流のプレイヤーであることも付け加えてますが。

で、ここまではたいして面白くないのですが最後のオチの部分が面白かったので。Nuggetsのヘッドコーチ George Karl曰く「あの Ginobiliのまとまりのない髪も奴のやられアクションの効果を際立たせるのに役立ってんだ」。このコメントに対して Sunsのヘッドコーチの D'Antoniは「Georgeは自分の髪の毛をもうずいぶん昔に失っちゃってるから嫉妬してるだけだろ」*1。

あと、関係ないけどなんで Pistonsのロゴには馬が描いてあんだろ。Pitsonsの Pistonは自動車のエンジンのピストンからきてんのかと思っていたので。Detroitはアメリカの自動車産業の中心地ということから。それとも自動車エンジン->馬力->馬という連鎖なのか。->やっぱり Horsepowerが由来みたい。ここに今までの変遷がまとめられてます。ロゴにピストンそのものが描かれているより馬が描いてあった方がシンボルとしては分かりやすいとは思います。Pistonsの二つの sの尻尾が排気管として伸びてることからも馬=エンジンって概念で描かれているみたい。

*1: "George," he said, "is just jealous because he lost his own hair a long time ago."