なんとか勝てた

SBC Centerでの Sonics相手のゲーム 5は 103-90で Spursの勝利。これでシリーズは 3-2です。どのゲームもホームチームが勝ってます。次はゲーム 6は Seattleのホーム Key Arenaで木曜に行われます。Stats的にはかなり拮抗しています。どちらの FG%も 0.460ぐらい。3ポインターでは Spursの方がよかった。Spursが 6-17で率が 0.353。Sonicsが 3-13で 0.231。本来の Sonicsの姿ではないです。R. Lewisと V. Radmanovicの不在が大きいな〜。二人ともすごい 3ポイントシューターなので。この二人の怪我、どちらとも相手とコンタクトしてやったものではなくて、自分でゴキッてやっちゃったやつです。

ゲームは第 1クオーターで Spursが 10点ぐらいのマージンを稼ぐも第 2クオーターで Sonicsが盛り返し同点でハーフタイムへ。1 クオーターで R. Allenは 2つファウルをもらってなかなか思うようにプレイできなかったみたい。Spursはかなりアグレッシブに彼をダブルチーム。第 3クオーター開始直後から Spursがまたスパート。ここで 10点のマージンを稼いでそのまま 4クオーターも逃げ切りで終了。

この試合からスターターに戻った M. Ginobiliが 39得点の大活躍。Parkerがしょぼかったのを補ってさらにおつりがくる活躍でした。Parkerはだめでしたな。ディフェンスでのハンドチェックのファウルをいっぱいとられてリズムが出ないでずるずるいってしまった感じ。試合終了直前に何本かジャンパーを決めたで次につながるかな。Ginobiliは 3が 4-6。そしてマークがタイトになったところでのペネトレイト。相変わらずあり得ない動きをしてます。なんでも彼のステップは基本に全く忠実ではないそうです。ダブルクラッチ気味のソフトなフィンガーロールは、あまりの美しさにテレビの前でうなってました。アグレッシブにアタックしてシューティングファウルも稼いで 15-17。あと Spursでは Nazr Mohammandが 19得点でプレイオフキャリアハイ。お膳立てがちゃんと整ってのダンクが多かったですが、いいときにいい場所にいる能力があったと。

J. Jamesと R. Evansは今回はよく押さえました。彼ら個人の能力というよりは高い位置でのピックアンドロールからのダンク。もういやというほどやられたからな〜。わかっていても止めるのが難しい。しかもそこからの派生でいろんなオプションがあったりするからな〜。それと A. Danielsは本当にすごくなったな〜。Spurs時代はあそこまで主張してはプレイしてなかった印象があります。Sonicsでの彼はベンチスタートでもチームを引っ張っていくリーダーの一人としての自覚と主張がほとばしってます。Spurs時代は Duncanの一番の仲良しチームメートだったそうです。1997年のドラフト 1巡目*1の 4位でドラフトされています。すぐにはブレイクしませんでしたが Sonicsで見事に開花したのではないでしょうか。Cavsがこのオフに狙っているそうです。J. McInnisの代わりに。

*1:ちなみに 1997年のドラフトトップ 5は Duncan, VanHorn, Billups, Daniels, Battieでした。