木曜の 3ゲームなどについて

オフシーズンに大型トレードで選手を入れ替えた Magicと Rocketsのゲームは Magicのホームの TD WaterHouse Centreで。結果は 108-99で Rocketsの勝利でした。T-Macも単にぼかすかシュートを打つのではなくて、周りを使いつつ自分でも得点するって感じのアプローチだったみたいです。Hustonは 21-19で現在 Western Conferenceの 8位につけています。なんとかプレイオフには入ってくると思います。チームもちょっとだけ上向き加減な感じです。

American Airlines Centerでの Mavs vs. Clippersは 99-77で Mavsの勝利。第 3クオーター終了までは接戦だったみたいだけど、第 4クオーターで 26-9ってなんだ〜。いったい何が起きてしまったんだ。Jason Terryが第 4クオーターで大爆発だったみたいですね。彼は、かなりオフェンシブマインドの PGだけど、強気ないいプレイヤーだと思います。

最後は ARCO Arenaでの Kings vs. Cavs戦。結果は 123-96で Kingsの勝利。123点も取ったんかい。Kingsのスターターの 5人全員が 15点以上スコアしてますな。シュートの数は両チーム 93本。率が Kings 0.538で Cavsが 0.409でした。Kingsの FG率が異様にたけ〜。しかも、アシストが Kings 34の Cavs 19。ボールがよく回るのが Kingsのいいところですが、Statsに見事にでてますね。Mobleyが入って Bibbyはスコアリングの任務にはあまり気を使わなくてよくなって、もっと PGとしての任務に集中できるようになったかな〜。Bibbyは怪我*1にもめげずトリプルダブルだったみたい。最後はみんなで彼にリバウンドを取らせようとしたりしてた模様。負けた Cavsのヘッドコーチ Paul Silasのコメントが面白かったです。"The best thing about this game is that it is over," he said.「このゲームでよかったことといえば、ゲームが終了したことかな。」。

噂されていたトレード Carlos Arroyo (Utah Jazz) <-> Elden Campbell+ future fisrst draft pick (Detroit Pistons)が本決まりだそうです。ソースは NBA.comのここね。Jazzのヘッドコーチの Jerry Sloanはここのところず〜と Arroyoを使ってませんでした。詳細は不明ですが、彼のプレイスタイルがお気に召さなかった模様。普通はこういう場合、お互いの不満な点を二人で静かなところにすわって出し合って、歩み寄りをはかるのが普通ですが、最近の Sloanは Arroyoと話もしないし、目もあわせない、みたいな状況だったみたい*2。Pistonsのヘッドコーチの Larry Brownは米国代表のコーチとしてオリンピックに参加したときに、プエルトリコ代表チームの PGとしての Arroyoのプレイぶり*3を見て高く評価しているみたいですね。

さらに、トレードの話。Sunsと Hornets間でのトレードです。Hustonから Hornetsにトレードで出された後、チームへの合流を拒否していた Jim Jacksonは Sunsへ。Sunsからは Lampe, Vromin, Jacobsenの 3人が Hornetsへ。Sunsはさらに 2005年のドラフトの 2順目の権利ももらうそうです。若いプレイヤーの多い Sunsにベテランの Jim Jacksonの補強は悪くないと思います。PGではないですが仲間へのチャンスメークは出来るプレイヤーだと思うので Nashへの負担がちょっと減るかもね。

*1:右目の上を切ったそうです。たいしたことはないと思う。

*2:実際、内部でどのような事情があるのかはわかりませんが、「おとなげね〜な、Sloan」とちょっと思いました。

*3:実際、米国を破ったときの試合では大活躍だったみたい。