Suns劇的な敗北

Suns vs. Cavsは 109-114で劇的なオーバータイムでの Cavsの逆転勝利でした*1。終始リードを保っていた Suns、第 4クオーターに入った時点で 19点のリードがあったにもかかわらず、タイムアップ寸前の Z. Ilgauskasの 3ポインターで同点にされてしまい、オーバータイムへ。そしてその後もぱっとせずに今期初の敗北を喫しました。Sunsの攻めが第 4クオーターで突然かみ合わなくなっちゃいました。心理的なものがかなりあったと思います。勝ちを意識したのかそれまではいとも簡単に得点していたのが、攻めのパターンが作れずショットクロックぎりぎりでの厳しいシュートばかりになってました。第 4クオーターの残り 3分以上を残して A. Stoudemireがファウルアウトしてしまったためにさらに攻撃がだめになっちゃいました。そして、L. James。第 4クオーターの追い上げは彼無しではできませんでした。48分出ずっぱりで*2、13-24の 38得点で 10リバウンド。ここ一番ですばらしい活躍をしてくれました。まさに Jordanisque*3な活躍でした。第 4クオーター最後の Ilgauskasの 3ポインターも Jamesのセットアップからでした*4。Cavsと Jamesはこの勝利で一皮むけてさらに進化するかな? Sunsはこの敗戦を糧に更に強いチームになって欲しいものです。バスケットボール自体は悪くないと思うので。アップテンポなとても面白いゲームでした。ベンチに田臥選手も私服でいましたね。タイムアウトの時など心配そうに仲間を見守っていたりしてました。試合中は特等席で応援してましたね*5。試合に出れる方が当然いいですが至近距離で NBAの本気プレーを見るのも、かなり経験値があがると思います。

R. Artestの事件に関して。なんか監督に1ヶ月ぐらい休ませてくれと持ちかけたらしい*6。理由は身体的、精神的に疲れていることと*7、11/23に発売の自分のラップミュージックの CDの発売プロモーションに集中したいためらしいです。は〜、なに考えてるのかね?チームの士気にかかわっちゃいますね。Suspendではなくコーチの判断でプレイしないだけの状態です。給料は出ている模様。なにかと物議をかもし出す Artestですがチャンピョンシップを取ることに燃えているプレイヤーだと思っていたので、今回のやる気の無さを感じさせる言動にはかなりがっかりしました。自分の中の Artestの評価はかなり下がりました。CDだしたいならオフシーズンに出すか、バスケットをやめて CDだけに集中してくれ。Artestは自分で自分のバスケットボール選手としての価値を一気に下げましたね。いくら能力が高くてもやる気がない奴は、チームの士気を下げる邪魔者でしかないからね。「バスケットを侮辱する奴は許さん」(赤城キャプテン談)。

田臥選手についてですが、どうやら Barbosa捻挫らしいですね。道理で昨日の試合で見なかったわけだ。人の不幸に喜ぶのは不謹慎ではありますが、チャーンスだ。コーチも田臥選手を Injury listにまわしたのを後悔していることだろう。あと3試合だね。でられないの。「さあ田臥選手よ、世界を舞台に存分にそのバスケットボールスキルを見せつけるがいいぃ(加賀主宰風に)」。

*1:なんか結構空席があったな。ちゃんと応援してよ地元のファンの人たち

*2:延長ありで 48分だから休み無しってわけではなかったです。

*3:M. Jordan級のという意味の造語。たまにバスケットの記事で使われています。

*4:デザインされたプレイなのか、即興でのプレイなのかはわかりませんが。オプションとしては Jamesがいけないようなら Top of keyからの Ilgauskasのスリーっていうのが決まっていたのかも

*5:Sunsが得点するたびの右に座っている控えの選手が立ち上がるので邪魔だったな

*6:http://sportsillustrated.cnn.com/2004/basketball/nba/11/10/bc.bkn.pacers.artest.ap/

*7:特に体のどこかを故障していると言うわけではないようです。しかもシーズン始まって1週間が経過しただけだしね。