KG trade and Celtics

Kevin Garnettの Celticsへのトレードについて。Pierceと R. Allenを残したままで KGを獲得できるとは思っていませんでした。その代償が高すぎたかどうかは来期と来来期にでも明らかになるでしょう。Garnettも T. Wolvesに残ってもぱっとしなかったでしょうから、心機一転 Eastでやり直すのも悪くないのかも。Garnettと Ray Allenは入団当時に一緒にプレイする可能性もありました。KGがドラフトされた次の年、T. Wolvesは Ray Allenを Overall 5番目で指名。直後 4番指名の Stephon Marburyとの交換トレードで Ray Allenは Backsへ。KGと親交が深かった Marburyが T. Wolvesへ入団しました。これは T. Wolvesが KGの希望を汲み取ってのトレードだったと理解しています。結局 KGと Marburyのデュオはぱっとせず Marburyは Nets->Suns->Knicksと渡り歩くことになります。Marburyはチームの稼ぎ頭が KGであったことが許せなかったとか巷では言われておりますが、真実はわからず。KGのたっての希望がなければ入団 2年目の KGと 1年目の Ray Allenが T. Wolvesでコンビを組んでいたかもしれなかった、ということです。R. Allenと S. Marbury。T. Wolves的には KGの要望を突っぱねて R. Allenという選択肢は難しかったんだろうなあ。


さて、KG, R. Allen, Pierceの 3人組みがどれほど効果的に一緒にプレイできるのか注目ですね。常にチームの攻撃のファーストオプションであったこの 3人。ボールが 1つで足りるかな?この 3人の面子だけ見て Celticsが強くなるとは思いません。自分の仕事を理解し自己犠牲を厭わないチームファーストの雰囲気作りができるかな。高性能なマシンほどメンテナンス、バランス調整により高い次元の質を要求するからね。まあ、3人ともベテランですからおかしなことは起きないとは思いますが。チームが勝てない、そして自分のスタッツも悪化、という流れになると犯人探しが始まったりします。果たしてヘッドコーチはこの 3人を使いこなせるのか。Maloneと Payton加入の Lakersのようなことにならんと良いけどね。Celticsに新規加入の二人はそこまで年食ってないですが。


と、世間が KGの移籍で盛り上がっているので、ネガティブなことを書いてみました。