Beyond Valor

タイトルにつられて古本屋でゲット。これ。Patrick K. O'Donnellという方が著者です。かつて Army Rangerや Paratrooperであった退役軍人達自身が語る短いエピソードがいっぱい読めます。よくある形式の読み物では読めないとても興味深いエピソードが沢山。しかもそれぞれが数ページと短いし、どこからでも読めるので読むのも楽です。同じ出来事を、別の人物の視点から見ることが出来るのもおもしろい。


これとは別に "The Damned Engineers"という本も手に入れたので、こっちも読みたい。こっちは米軍の工兵の話。バルジがメインのようです。もともと米軍工兵の嫁さんだった人が、自分の旦那、旦那の戦友達、などとのインタビューや調査などを通して執筆したもののようです。前に触れたことのある James Gavinの回顧録でも何箇所か "The Damned Engineers"について言及している部分がありました。


こういうのを読むと俄然とこれらのエピソードにまつわる ASLシナリオをプレイするのが楽しくなる。Schwerpunktはシナリオカードに、そのシナリオデザインに関してどういった文献を参考にしたかを記述しています。お気に入りのシナリオの元になった文献は読みたくなるなあ。来る AP#3: Few Returnedも同名の本をシナリオデザインの一部で参考にしたそうです。こっちも手に入れたいな。