Nike, Adidas

NikeAdidasは Odenよりも Durantとの契約取りに熱心だとか。パワー重視のポストプレイヤーよりもアクロバティックなプレイをする Athlete系のプレイヤーのほうが靴の宣伝には有効だとか。Durantがスターになるかどうかは別問題として、センターやパワーフォアードのプレイヤーよりもガードやスモールフォアードのプレイヤーのほうが確かに宣伝には有効でしょう。プレイが派手でかっこいいもんな。


Blazersの Randolphですが、チームとしても出したいようですね。今シーズンは「俺のシーズンは終わった」とか言って 43点取った試合の後に手の手術をすることに決めて、シーズンを一足早く終了してしまったそうです。チームはこの行動を面白く思っていないようです。その他にもいろいろとありましたからね。問題は 4年 $61Mの残りの契約。プレイヤーとしての能力、素行、莫大な残りの契約、年齢などをすべて勘定に入れて、それでもトレードで受け入れるチームが見つかるか。僕は NBAに入ってくるぐらいの年のプレイヤーの性格はもう変わらないと思うので、素行に問題のあるプレイヤーに過度の期待を持てません。コーチとの相性が悪くて、コーチが変わることでプレイヤーの態度が変わるようなパターンはあると思います。コーチ可能なプレイヤーかどうかは重要ですねえ。とてつもない能力を持ちながらコーチ不可能なプレイヤーが沢山いるというのが僕の印象です。


Odenか Durantかについて。Blazersの GMはまだ Odenを取るとは明言していないそうです。Odenを取るでしょうが。ふと思ったのはこれが「1984の Olajuwonと MJのようになっちゃったりするかもねえ」ということ。Durantが MJレベルになるとは全く思っていません。MJレベルの選手が今後現れるとも思っていません。ただ、「誰がどう見てもここ 10年でベストなビッグマンを取ったはいいが、実はそれ以上のお宝ゲットの機会を逃していた」なんてこともありうると。Houstonは Olajuwonでチャンピョンシップを取ったわけで結果オーライですが、2位で Sam Bowieを取った Blazers関係者には MJの黄金時代はつらかったと思います。「逃した魚は MJだった」「逃した魚は Dwyaneだった」「逃した魚は Josh Howardだった」「逃した魚は Agent Zeroだった」などなどなど。ただねえ、究極的にはその選手が NBAでどれほど活躍するかなんてやってみないとわからないことで、程度の差こそあれギャンブルですねえ、ドラフトは。


1984のドラフトを見てさらに気がついたことは、今期の最後の頃に Mavsと契約を交わした Kevin Willisが 11位で指名されていること。すげえ。ドラフトされてから 23年経っています。