今日だそうです

2007の NBA Draft Lotteryが今日行われるそうです。豊作といわれる今年、どこが #1と #2を当てるか。NY Timesの記事では、なぜ今年が豊作なのかを解説していました。ひとつは 2006年のドラフトから高校生プレイヤーが NBAドラフトから除外されたこと。このために Greg Odenや Kevin Durantは強制的に少なくとも 1年間大学でプレイすることになりました。このルール変更がなければ上記の二人は 2006年にドラフトで選ばれていた可能性が大でした。次に Florida大学のスターター達が 1年余計に大学に残ったこと。彼らは 2006年のドラフトで選ばれる権利はありましたが、もう 1年残ってもう 1回 NCAAトーナメントでの優勝を果たしました。あっぱれ。そのほかにも色々と要素はあるでしょうが上に挙げた 2点が今年の豊作の大きな要因である、との分析です。この豊作のために 1順目の 9位ぐらいでも去年の 3-5位ぐらいの能力の選手が獲得できると Eastern Conferenceのチームの関係者はコメントしています。順当にいけば Grizzliesと Celticsが 1, 2位でくる予定ですが、最高確率の Grizzliesでさえ 25%ですから、1位指名をはずす確率のほうが高いわけです。Eddy Curryの獲得時に Bullsと 1順目の指名権の交換を約束した Knicksは「当たるな、当たるな」と思っているだろうなあ。同じ Conferenceのライバルですから。でも、こういう場合に限って意味もなくラッキー*1だったりするんだよねえ。Sunsも Hawksの 1順目をもらえるんだっけ?こっちはもっと確率が高いから 1位 2位を当てる可能性大。


ただドラフトで高い位置で選ばれたからといって確実に大活躍するとは限りません。Michael Olawakandiや Darko Milicicのようなケースもありますし、逆に 2順目で選ばれた選手や、はたまたドラフトされずにヨーロッパやカナダで数年プレイした後 NBAに戻ってきてブレイクするような選手もいます。ドラフトされないでもあきらめないでがんばって NBAに入ってきた選手は応援したくなる。このプレイオフでプレイしていた選手では気が付いた中では Raja Bellや Micki Mooreが挙げられます。Spursの Bowenもドラフトされてないですね。1993-1994はフランスでプレイ。1995-1996は CBA。1997年にフランスに戻り、また CBAへ。そして同年、Heatと 10 days contractで初めて NBAでプレイ。そして、97-98と 98-99のシーズンを Celticsでプレイ。99-00に 76erへ。そして、Bullsへトレードに出されすぐに Waiveされる。それを Heatが獲得。00-01も Heatでプレイ。これが Bowenのブレイクアウトシーズンに。82試合出場して 32.7MPG。All Devensive Teamの 2nd Teamにも選ばれました。そして 01-02のシーズンに Spursへ、という流れだそうです。Ben Wallaceもドラフトされてないそうです。Kingsの Brad Millerも undrafted。Avery Johnsonもドラフトされていないそうです。

*1:アンラッキー