Web上で見つかる資料

ASLの上達のためいろいろと資料を漁っているわけです。実戦が一番ですが、いろいろと調べといても害はないだろう。公式の General, Annual, Journalなどの出版物がありますが、絶版のものが多かったりして入手が難しいものが多いです。そこでいろいろと Web上で見つかるもの漁っているわけです。


Xtream Gamerの "ASL Tactics & Strategy"のフォーラムは便利ですね。いろんなところへのリンクがまとめてあったりします。


今、読もうとしているのは "Banzai"と "Veiw from The Trench(VFTT)"です。BanzaiTexas Austinの ASLクラブから出ている pdf刊行物です。Banzai 0.9では ASL Journal issue#1に載っている Tom Huntington氏による "Smoke gets in your eyes"の原型となったらしい記事も読めます。当然 Tom Huntington氏による記事です。Banzai 0.9は 1996年発行。ASL Journal issue#1は 1999年発行です。Austin ASL clubを主催している Matt Shostak氏は ASL Journalにいくつかの記事を執筆しています。僕も Austinに現在住んでいるのでクラブに参加してみようかな。Starter Kitのシナリオで相手をしてくれる人がいるか聞いてみようっと。


もう一個の VFTTは Britainの ASL clubの出している出版物。ここからアーカイブへアクセスできます。とてつもない量の ASL関連の記事があります。まだ 1-20ぐらいをざらっと目を通したぐらいです。


Issue#2では簡単なゲームを始める前に初心者が注意すべき基本事項をまとめています。要約すると以下の通り。本物の記事を見たい方はここから VFTTの Issue 1-6の入った zipファイルがダウンロードできます。


ASLを始める前に考えること


目的

  • 勝利条件をしっかりと頭に叩き込むこと

戦力分析

  • 自分の戦力と相手の戦力を分析する
  • 火力、移動力、士気
  • 長距離での戦闘ではどちらが有利か?
  • 近接戦闘ではどうか?
  • 移動に関して自分と相手の間で有利不利はあるか?
  • どんな特殊兵器がどちらの陣営にアドバンテージを与えるか?
  • どうすれば相手のアドバンテージを無効化又は低下させることができるか?

地形

  • 勝利条件を満たすために戦術的に重要な場所を見つけることが重要
  • 戦術的に重要な場所とは、そこを抑えることで相手がその周りを支配することを困難にする場所のことである
  • 戦術的に重要な場所への通り道を見つける
  • 相手のユニットの LOSを遮る障害物を把握する
  • 攻撃側はシナリオの長さを考慮に入れてリスクマネージメントをする


結論
以上の事を考慮に入れてプランを立て、それに基づき戦術的に重要な場所、そこへの最適なアプローチ、相互の援護射撃を可能にする場所にセットアップをする。うまく配置できてプラン通りに運べばゲームで勝てるかもしれないし、勝てなかった場合もそこから学習して次の機会で学んだことを生かせばよい。戦場で戦った兵士たちにはその機会は与えられなかったことから考えれば、負けても次があることはそう悪いことではない。

“Having done all this, you put the plan to the test. If your plan is good you might win. If not, at least you live to learn and (re)fight it another day. Real soldiers do not have that luxury.”

最後の部分の締めくくりが印象に残りました。