Bullsは逆転勝利

前半終了の時点での 15点差をひっくり返して Bullsが Hawksに勝ちました。勝ちに勘定していた試合だったので、試合経過を見て「なんで Hawksに負けんだよ〜」とちょっと憂鬱になっていましたが、後半に 24点のマージンを稼いで 9点差の勝利。Hawksでは僕が唯一注目しているルーキーの Josh Childressが 7-15の 17得点とよかったみたい。Stanford Universityから鳴り物入りで、去年のドラフト 1順目の 6位で Hawksにピックされています。最もアフロらしいアフロを持つ男。じっくりプレイを見る機会がないな〜。ルーキーで 29mpg*1の 9.8ppg*2は立派な数字です。怪我で出れなかった時もあったにもかかわらず*3

試合後の Tyson Chandlerと Kirk Hinrichのコメントを紹介しときましょう。まずは Chandlerから。これは昨日の Hawks戦の勝利を踏まえての発言。「やっと少しずつ分かってきたことがあるんだが、それは勝ち負けはほんの些細なことの違いの結果なんだって事だ。」「昨日の試合を含めて奴ら(Hawks)のプレイはたくさん見たけど、あいつらだって(成績は悪いものの)勝つポテンシャルを秘めてるよ。ハードにプレイしているし。ただ、そのがんばりが単発的なんだよな。」「今年になってやっと理解したことは、全てのポゼッションが同様に重要なんだって事だ。」。彼、フリースローが得意ではないのですが、一本一本集中していい形をイメージしながら投げてるところなど、評価しております*4。もちろん他のプレイもね。

Hinrichは Hawksの Childressについて「あいつが今シーズン乗り越えてきたことはよくわかるよ。まさに去年の俺がそうだったからね。」Hinrichは Kansas、Childressは UCLAと名門大学で勝者としてプレイしてきて、NBAに入ってどん底を経験した(している)います。Childressのチームが好転するのは果たしていつのことやら。ちなみに Hawksはオフシーズンに Curryと Chandlerを狙っているらしいです。

あとやっと Tim Duncanが戻ってきた。プレイオフに向けてぎりぎり間に合った感じ。今の感じだと 1回戦は Nuggetsだな。このまえ負けたとこだから楽ではないでしょう。調子を上げてきてのプレイオフ進出だから、やっかいな相手だな。しかし、Westernの 5-8位はどこも楽ではないので四の五のいっても始まらん。優勝するには当たった所を全部たおさにゃいかんのだから。

*1:minute per game。1試合あたりの平均プレイングタイム

*2:points per gameの略。1試合あたりの平均得点

*3:あまりにチームがしょぼかったためにルーキーに頼らざるを得なかったことが、彼にはプラスだったと思います。Milicicみたいに 2位で選ばれても使われないでいる選手もいますからね

*4:勝手に Nash式と呼んでいる、打つ前に何度か素振りをしてから打つ方式を採用しています。いいイメージを持つことが大切ですね。もちろんいいメカニクスストロークを身に付けることも大事。