J. O’Nealが age limitについてコメント
Pacersの J. O'Nealが NBAが導入を考えているドラフトでの age limitについてコメントしています。ことの発端は、このシーズンが終わると切れる NBAと選手間での労使協定(ollective bargaining agreement)の再交渉の案件の 1つでドラフトでの年齢制限を加えるというもの。20か 21才かな。NBA側は導入したい。選手側はして欲しくない。これが導入されると高卒の選手はすぐには NBAでプレイできなくなります。アメフトの NFLは年齢制限があったはず*1。オハイオ州立大学の M. Clarettはこれに異を唱えて NFL相手に訴訟を起こして負けたのは去年だったっけ?
NBA側はあまりに若すぎるプレイヤーの青田刈りで必要以上のリスクをチームに負わせたくない、という意図があるのかな? ヘッドコーチの中にも高卒プレイヤーの NBA加入には反対の人が結構います。Phil Jacksonとか G. Popovichなど。
プレイヤー側としては「年齢で働ける働けないを差別されるのは憲法違反」であるし、「黒人が大多数の NBAで黒人が大金持ちになれる数少ないチャンスを妨げられるのは racismだ」みたいな意見もあります。
J. O'Nealの言ってることでもっともだな〜と思ったこと。彼曰く「18才から戦争に従軍させるのは OKで、48分間バスケットするのに充分成熟していない、ってのはどういうことだい?」「おかしいだろ?」(意訳)。確かにそうですな。
ただ、高卒で成功したプレイヤーばかりがメディアには露出しますが、その影では突然の環境の変化に対応しきれずに精神的に参ってしまって駄目になってしまったプレイヤーも結構いるみたいです。L. Jamesは出来過ぎですね。例証の対象にはならんと思います。精神的にも肉体的にも NBAに入った時点ですでにかなりの領域に達してました。なんでも彼の高校の試合の方が Cavsのゲームより客が入っていたそうです。地元ではヘビー級のボクシングタイトルマッチみたいにペイパービューでの彼のゲームが放送されていたみたいだし。
個人的には、20才の年齢制限には賛成です。僕が 18才以下でバスケがスッゲーうまかったら反対だったかも。ま、本音を言えばどうでもよいって感じかな。確か A. Stoudemireは家が貧乏なので家計を助けたくて NBAに高校から直で入ったとかどっかで読んだな。なんか複雑な家庭でもあったみたいだし。
*1:大学で 2か 3シーズンプレイしたプレイヤーは OKだったと思います