土曜日のゲームなど
9ゲームもあったのでいつものように気になった所についてのみ。
このところ好調の Bullsは 102-91で Celticsを破って 13-18になりました。ここ 10ゲームで 7-3です。Chicagoはシーズンを 1-9でスタートしたので、この最初の 10ゲームを無視すると、12-9ということです。つまり、最初の 10ゲームはかなりだめだったけど、その後の 21ゲームはかなり良いということです。20ゲームの期間をフロックで勝てることはないと思うので、これは現在の Chicagoが暗いトンネルを抜けつつあるということだと思います。現在の勝率は 0.419。全体的に勝率の低い Eastern Conferenceでは 0.500勝てばかなりの高確率でプレイオフに出られるでしょう。実際 Easternの Atlantic Divisionでは 0.485の Knicksが首位だし。Eastern Conferenceのトータルでの現 8位は、0.469の 76ersです。変なトレードをして水を差さないようにして欲しいものです。負けた Celticsのヘッドコーチの Doc Riversのコメントが面白かったので引用します。"Chicago played the game the right way," Boston coach Doc Rivers said. "They moved the ball and played defense. Someday I hope we do that in Boston. That's my speech." 「Chicagoはあるべき姿のバスケットをしていたよ。」「ボールを良く動かしてきちっと守る。」「いつの日か、Bostonでもそうできることを願ってるよ。」「これが今日の俺のスピーチね。」。皮肉ですかね、ふがいない自分のチームへの。
Wizards vs. T.Wolvesは 117-114の僅差で Wizardsの勝利。Wizardsはこれで 19-13です。立派なもんです。このチームはこの調子で行けば間違いなくプレイオフに来ますね。T.Wolvesはこの 10試合で 3-7です。明らかに調子が下降気味。チーム内もなんかギクシャクしてきているような。GMの Kevin McHaleの堪忍袋の緒がいつ切れるか。Wizardsの Gilbert Arenasは Career high*1の 40得点の大活躍。ここはやっぱり、元 Golden State組の 3人、Arenas, Hughes, Jamisonだな。よくまとまってきている感をかもし出しています。病み上がりの Kwame Brownはいなくてもだいじょぶそう。プレイオフの長丁場を戦うにはいてもらったほうがいいけどね。どんなパーソナリティーの選手かは知らないけど、ちょっと目がいやな感じでした。単に人相が悪いだけだといいのだけど*2。
あと Sunsはすでに去年の勝ち数に並んだそうです。
フランチャイズ最長の連勝を最近 Sonicsにとめられた Heatですが、Heatのプレイヤー特に Shaqはリベンジの機会を心待ちにしていた模様。元ネタはここね。Shaq曰く「奴らのやってることといえば、Flop*3だけだ」「真のバスケットには程遠いな。」「Bill Russellや Bill Waltonなんかの Big menは、あんなバスケットを見せられるだけで赤面しちまうだろうよ。」などなど。それに反応して、Sonicsの Danny Fortsonは「ちゃんとこれから言うことを記事にしてくれよ」「もし、ゴールから 2-3フィート付近まで入れないようなら、あいつはほとんど何もできない。」「俺の仕事は、あいつをペイント内にできるだけ入れないようにすることさ。言うほど実際にやるのは簡単なことじゃないけど、やってみるさ。」「奴がどれほどのものか試してみようじゃない」「奴にジャンプフック、ジャンプショットを打ってみろといいたいね。多分できないだろうけど。」「もちろん奴は Floppingについてがたがた言ってくるだろうけど、まあ、そりゃしかたがないね。近くに来ないと何もできないんだからね。」と、まあなかなかおもしろい展開に。ソフトなプレイヤーが多いとよく批判される Sonicsですが、そのなか唯一の Enforcer*4的役目を担っている Danny Fortson。相手にいると嫌なプレイヤーですが、Sonicsにとっては良い補強だったのでは。ハッキング王*5らしいけど。48分換算すると 10ファウル以上らしいです。
