シーズンの約 1/4が消化されました
20ゲームをこなしたチームがちらほら出てきました。シーズンの約 1/4が消化されたことになります。ここでつらつらっとこれまでの結果を眺めてみましょう。
まず、East。3つの Divisionをみると「それぞれに独走しているトップチームがあり、それ以外は勝率が 0.500以下」という具合になっています。Atlanticは 16-2の Boston、Centralは 13-6の Detroit、Southeastは 16-5の Magicです。Bostonは憎たらしいぐらいに勝ち続けていますねえ。ここまでは僕の否定的な予想に反して順風満帆です。しつこいですが、僕はこのまんまシーズンの終わりまで行くとは思っていません。このまんまで行くようであればファイナルまで駒を進めるでしょうな。Garnett, Allen, Pierceのプレイングタイムがコンスタントに 40min/Gameを超えているようだとどこかでそのしわ寄せが来ると思います。KGのゲームに臨む態度がチームメイトに良い影響を及ぼしているのは大きいですね。今はチームの雰囲気は最高でしょう。Detroitはなにげによくやってますな。長年このメンツでやってきたわけで、新造 Bostonにさっくりやられんで欲しいなあ。そして Magic。昨年の後半、非常にいい形で終わった Magic。その勢いをさらにパワーアップさせて今シーズンをスタートさせました。この方向で進めば Eastの常連強豪として定着できると思います。Howardに逃げられないように。Shaqには逃げられたからね。まだまだ、ひよっこ感はあります。Pistonの持つ海千山千感が出てくると怖くなるでしょう。ただ、これは何度も修羅場をくぐって身につくものなのでね。
Eastの期待はずれ感があるチームは Bullsと Heatかな。Bullsはあがってくるとは思っていますが。「がみがみうるさすぎる Skilesに選手がうんざりして、ついにある一線を越えてしまった」なんて説もありますな。「Kobeのトレード話でチーム内がガタガタしてしまった」なんて説もあります。主力選手の怪我での離脱などわかりやすい説明がしにくいようです。去年のメンツに Y. Noahが加入ですからね。Heatはかなりやばい。ちょっと前に話題にした S. Parkerはあれから試合に出ていないようです。Wadeは戻ってきましたが、Shaqはぱっとしないし。「Rileyと Shaqがぎくしゃくしている」なんて話も聞きます。
Westに目を移すと Eastとは様相が違います。3つの Divisionをみると Northwestで 2チーム、Pacificで 3チーム、Southwestでは 4チームが 0.500以上の勝率で勝っています。Northwestは 13-7の Utahと 12-8の Denver。Pacificは 16-4の Phoenixと 11-8の Lakers, Warriors。Southwestは 17-3の Spurs, 13-7の New Orleans, 12-8の Dallas, 11-9の Houstonです。New Orleansの活躍が目立ちますねえ。ここはアウェイで 8-2ととんでもない勝率を上げています。激戦区 West Southwestでこれだけの成績を上げられるのですからすごい。Mavsが今ひとつぱっとしていませんねえ。去年の無敵具合からするとずいぶんな様変わりです。あと、下馬評の高かった Houstonももたついてますね。そして、なにげに Lakersが勝ってます。シーズン前に Kobeのトレード要求、オーナや GMの批判、チームメイト批判などいろいろとマイナス面が目立っていたのですが蓋を開けたらなかなかどうして。Phil Jacksonの契約延長もちょっと驚いた。もうやめたくなってるかと思っていたので。D'Antoniとのタイムアウトでのタイミングでのののしりあいは楽しませてもらいました。