Eastは強くなった?

私の答えは "Yes and No"。


昨期の Eastern Conferenceと比較すれば強くなったでしょう。Western Conferenceを比較対象にした場合は答えは Noだと思っています。Randolph, R. Allen, R. Lewis, Kevin Garnettらを失った Blazers, Sonics, T. Tolvesはもともと弱いわけです。Westの視点から見ると、単に弱かったチームがもうちょっと弱くなっただけだと。プレオオフに進出した Mavs, Suns, Spurs, Jazz, Nuggets, Rocketsなどの強豪は相変わらず強いままなわけです。いわゆる専門家が Celticsを Atlantic Divisionのトップに推すのは、Divisionのレベル自体がそれほど高くなく、あの補強ですぐに Divisionを制することができると予想する、という理由付けが多いです。なので上に挙げた選手たちの移籍で East vs. Westのバランスが Eastに傾いた、とする論調には「そりゃねーだろ」とつっこみたくなる今日この頃。Kobeが仮に Eastに移籍したとしても、それはそれで Westのプラスになるんじゃないの? と、Westの Spursファンとしては思うわけです。


言いたかったのは Eastには 2,3の強豪はいますが、Westほど粒ぞろいではない、ということです*1。Eastで一番怖いのは Pistonsだなあ、やっぱり。Saundersになって恐ろし度は減りましたが。次が Bullsかな。D. Howardの Magicも今後の展開次第では嫌な相手になりそうです。彼の体格は反則だろう。

*1:なので Eastを勝ち上がってくるチームが相手のファイナルはそう簡単なものにはならないでしょう。