10連勝

Spursはアウェイでの Blazers戦。逆転勝利で 10連勝です。第 4クオーター開始時点で 9点ビハインドでした。ウェブで経過を追っていましたが、どうにも Blazersのスコアリングを止められない。「うーん、今夜はやばいかも」と思っていました。ところが残り 2分ぐらいから 3ポインターが連続で入ってしかも相手のスコアリングも止めて一気に逆転。第 4クオーターに 14点のマージンを稼いで 5点差で勝利。ふー。Blazers、ここのとこ調子よさそうで嫌な相手です。GMが辞任したりしてどたばたしていますが、Royと Aldrigeというすんばらしい Rookieがいて、これだけ見れば未来は明るいような。Sonicsを強くしてさらに Blazersを立て直しつつある Nate McMillan。あまり目立たないけど実はすごいのか。負けた後の記者会見でも淡々と語っている姿にとても好感を持っています。Mavsのヘッドコーチ Avery Johnsonの去年のプレイオフでの記者会見での言動には幻滅したからなあ。


ゲームのあと残り 2分のシークエンスを追うとこうなります。残り 2:15の段階で Blazers 7点リード。Spursにとっては、ここで 1本止められて逆にスコアされたら「ほぼ試合は決まり=負け」という状況。


2:15 [POR 92-85] Jack Reverse Layup Shot: Made (6 PTS) Assist: Roy (8 AST)

2:00 [SAS 88-92] Ginobili 3pt Shot: Made (18 PTS) Assist: Finley (3 AST)

1:43 Jack 3pt Shot: Missed

1:41 Udrih Rebound (Off:0 Def:1)

1:37 [SAS 91-92] Ginobili 3pt Shot: Made (21 PTS) Assist: Finley (4 AST)

1:25 Roy Turnover:Out of Bounds Lost Ball Turnover (1 TO)

1:07 [SAS 94-92] Udrih 3pt Shot: Made (8 PTS) Assist: Finley (5 AST)

1:07 Team Timeout:Regular

0:54 Udoka 3pt Shot: Missed

0:51 Ginobili Rebound (Off:2 Def:2)

0:35 [SAS 97-92] Finley 3pt Shot: Made (20 PTS) Assist: Ginobili (3 AST)

0:35 Team Timeout:Short

0:30 [POR 94-97] Aldridge Dunk Shot: Made (14 PTS) Assist: Roy (9 AST)

0:30 Team Timeout:Regular

0:09 [SAS 99-94] Ginobili Driving Finger Roll Shot: Made (23 PTS)


Blazersのスコアを止めつつ 3ポインターが 4本連続で決まってます。Ginobili->Ginobili->Udrih->Finleyと。これで 12点。これが残り時間 1:41から 0:35の約 1分間に起きたわけです。これをやる側でよかった。昔 McGradyにゲーム終了間際に大差をひっくり返されたのはこんな感じだったんだろうな。


Blazersのプレイヤーは悔しくて眠れないだろう。でも今の陣容とチームの勢いをみるとなんか近いうちに上がってきそうですね。プレイヤーが Legalなトラブルをよく起こすよろしくない伝統がある Blazers。Jail Blazersなどどよく揶揄されます。忌まわしき伝統を断ち切って新時代を築けるかな? Drexlerが好きだったので嫌いなチームではないのですよ、もともと。