プレイリポートその1

ついに HeroScapeのプレイリポート始まり始まり。今回は前もってマップを考えていかなかったのでその場で適当にマップ作り。今ひとつビンとこなかったので、とりあえず 350 ptsでやってみてバランスが悪いようなら手直ししてもう 1ゲームしてみよう、ということに。

第 1回戦目のスタート
同じマップで 2戦した 1回戦目の開始状態。真ん中に道が通っていて木が中央に 4本。それをエックス上に囲む形で 4箇所に小高い丘があります。写真ではわかりにくいですが。左上と右下の丘は右上と左下の丘より 1段高くなっています。グリフはなしの 350 ptsで勝負。
 ドラフトの方法は茶巾袋方式。毎回ドラフトにえらい時間がかかるので今回は袋から順番にランダムに取り出す方法を採用しました。ポイントを超えるようなら引きなおし。あと 50点とかだった場合はパイルを上からめくって最初に出た 50以下のユニットを取る、というルール。これが結構面白かった。以前 PCのプログラムでこの作業をやってくれる HeroScape Army Generatorについて述べましたが、あれはちょっと無味乾燥すぎてつまらなかった。自分でドキドキしながら引くのは面白いという当たり前のことを再発見。

第 1回戦目の僕のアーミー第 1回戦目の同僚のアーミー
そうして編成された僕のアーミー (上の左の画像)は、Ne-Gok-Sa, Izumi Samurai, Syvarris, Roman Legionnairesでした。対する同僚のアーミー (上の右の画像)は、Ne-Gok-Sa, Raelin, Omnicron Snipers, James Murphyと来ました。両軍に Mind Shackleマンの Ne-Gok-Sa *1がいます。僕のアーミーで遠隔攻撃があるのは Syvarrisのみ。同僚のアーミーでは Snipersと James Murphy氏。Roman Legionnairesと James Murphyがデビュー戦です。

第 1回戦目ラウンド2あたり
一番高い丘が 2箇所。双方とも、当然そこを目指して遠隔攻撃ユニットを進めます。射程距離外ぎりぎりまで近接ユニットを進めてにらみ合い。僕としては初めて使う Roman Legionnairesを進めて Sniperにエンゲージして、その間に Syvarrisの遠隔ダブルアタックでダメージを与えようかな、と考えた。しかし、足の速いサムライを道路沿いに進めていくほうが効率がよさそうだったので、そっちを優先。相手の遠隔ユニットの邪魔にはうってつけです、サムライは。相手はエンゲージされたらサムライを倒すかディスエンゲージしないと他のユニットに遠隔攻撃できなくなります。しかし、近接通常攻撃をサムライに仕掛けると Counter Strike攻撃が待っています。これは守りダイスで盾の方が多く出た場合、その分が攻撃側に付くという特殊能力*2
 僕としてはうっとおしい Raelinを早く倒したいところ。この後、サムライが更に前進。中央の木に隠れながら間合いを詰める。これが上手くいって Sniper, Murphy, Raelinとのエンゲージにサムライが成功。Snipersと Raelinが倒れたあたりで同僚が投了。
 道路があると近接攻撃ユニットが結構、遠隔攻撃に対してすばやく詰め寄れるのでバランスをとるのにいいですね。理想は自分の前衛近接攻撃ユニットを相手の遠隔ユニットにエンゲージして、それから自分の遠隔を前に進めて更に畳み掛けるってのがいいかな。初めて使用された Roman Legionnairesは結局 1回移動したきりでその後は全く動かずでした。


そして第 2戦。マップを少し改変。4つの丘の高さを同じにしました。これで遠隔ユニットを配置する場所に選択肢ができました。そしてまた茶巾袋方式でドラフト。さっきと同様に 350 ptsで。

第 2回戦僕アーミー第 2回戦同僚アーミー
僕のアーミー (上の左の画像)は、Finn the Viking Champion, Thorgrim the Viking Champion, Tarn Viking Warriors, Marro Warriors, Knights of Westonで 330ptsでした。残り 20ptsがもったいない気がした。同僚のアーミー (上の右の画像)は、Deadeye Dan, Marrden Hounds, Raelin, Sacred Band, Anubian Wolvesでした。僕のアーミーでは僕らのプレイで初めて Finn the Viking Championが選ばれました。このドラフト法ならではの現象。更に僕のアーミーでは Knights of Westonの Human Champion Bondingが Finnと Thorgrimの両方に有効であるというラッキーなアーミーカードの引きがありました。Marros Warriorsがいなければ結構統一感漂うアーミーだった。遠隔攻撃があるのはその Marro Warriorsのみ。相手は Danのみ。でも Marrden Houndsはダイス次第でたくさん動くこともあるので遠隔みたいな恐ろしさがある。Marrden Houndsの特殊能力の Marro Plagueも怖い。これは前回自分で使ったのでわかる恐ろしさ。ダイス次第では、かなり堅いはずの squadユニットが即死する。サムライがこれでやられたりすると痛い。
 上手いことに双方とも 2ヒーロー 3 Squadになりました。Finn the Viking Champion, Deadyeye Dan, Sacred Bandがデビュー戦です。Finn the Viking Championは基本セットのユニットにもかかわらず今までドラフトされたことのかなった不遇のユニット。彼は活躍できるのか。

                                                              つづく。

*1:Ne-Gok-Saの Mind Shackle 20は 20面ダイスを振って 20が出ると隣接している uniqueな敵ユニットを味方に引き入れることができるという大技。これが成功したのは見たことないです、今のところ

*2:本来は盾が髑髏より多く出ても攻撃が当たらなかったというだけで攻撃側にダメージは付かない