今日 Game 6

ついに王手をかけた Spurs。今日の Eastern Time 9pm開始の Game 6で勝って Finalのけりをつける事ができるか。

Game 5では Pistonsと Spursともにスターターの 5人にかなりプレイさせてました。Pistonsは 7人しかプレイしていないし、Spursも 8人だけど Devin Brownの 4分を除けばほぼ 7人ローテーション。Game 5で気がついたのは Spursが控えの PGの B. Udrihを全く使わなかったこと。これは数日前のブログでも書きましたが Parkerが引っ込んで彼が出てきたときに Pistonsに狙われて*1ターンオーバーを重ねて Pistonsに easy bucketを決められるといった展開が結構有ったせいだと思います。なので Spursは Parkerが引っ込んだときは Ginobiliが PGをやって SGに B. Barryが入ってました。Udrihには非凡なものを感じますがボール運びにちょっと不安が有ります。しかも新人なのでちょっとハッキングされた位ではレフリーも取ってくれんのだよな〜。

Game 5の終盤に大活躍した R. Horryですが、彼はメンタルトレーニングで*2あまり自分にプレッシャーをかけないように保っているのだな〜と感じました。インタビューで彼が何度も口にしている事は「バスケットボールは大事だけど人生にはそれ以上のものがあるんだ」「みんなバスケを真剣に受け止め過ぎだと思うよ」*3みたいな事を言ってます。これだけ聞くとなんかかなり適当な人物のようにも響きますが、ゲーム中にたるんでる味方に怒鳴りつけている彼を見れば適当にやっているとは思えません。「必死にやっている中にもプレッシャーのかかる条件下で、自分の本来の力を出し切るすべとしての心の持ち方に長けているのだな」というのが僕の評価です。お母さんは学校の先生だったそうです。育ちのいい*4虚栄のあまりないやつだなと思います。Lakers時代の Horryは決してお気に入りの選手ではなかったけどね。

そんな Horryも Suns時代にはかなり苦しんだみたい。Houstonで 2個のリングをゲットした Horryですが C. Barkelyのトレードで Sunsに出されます*5。Sunsはかなり期待していたのでしょう。しかし、Horryは当時のヘッドコーチで現 Celticsの GMである D. Aingeとそりがあわずに、ついに試合中のベンチでタオルを Aingeの顔めがけて投げつけてしまいました。これがきっかけで Lakersに出される Horryですが、結果的にはこの事件のおかげでさらに 3つのリングをゲットすることになります。このこと自体は Horryは後悔しているみたいですが「このおかげで Lakersにいけたんだからよかったんじゃないかな」とかどっかでコメントしてました。人生何があるかわからんね。

*1:主に L. Hunterに

*2:生まれついての性格も大きいですが

*3:Kobeが練習のゲームで負けてカンカンに怒っているのを見て、感じた事みたい

*4:金持ちって意味ではなくて、荒んでいない環境下で育ったという意味でね

*5:1 対 1トレードではないですよ